都がLGBTで担当部署を立ち上げへ 東京五輪に向け[2018/03/03 10:56]

 東京都は2020年のオリンピック・パラリンピックに向けてあらゆる差別をなくすため、性的少数者、いわゆる「LGBT」を担当する部署を近く立ち上げることを明らかにしました。

 2日に東京都議会では一般質問が行われ、都民ファーストの会の都議が「東京大会に向けてLGBTの窓口を作る必要がある」と指摘しました。これに対し、都は「課題は多岐にわたり、様々な部署で対応が求められている」と述べたうえで、総合的な調整を行う担当部署の設置を明らかにしました。都は2018年の年度内に人種や宗教、LGBTなどあらゆる差別に反対するオリンピック憲章の理念に沿った条例の制定を目指しています。

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