本白根山に新警戒レベル設定 来月にも運用開始へ[2018/03/10 10:57]

 草津町や気象庁が参加する草津白根山防災協議会は、1月に噴火した本白根山に新たに警戒レベルを設定し、来月にも運用を始める方針を固めました。

 気象庁はこれまで、本白根山には噴火警戒レベルを設定しておらず、噴火後は隣にある湯釜を中心とした草津白根山全体で入山を規制する警戒レベル3に引き上げて運用してきました。9日に開かれた草津町や気象庁、火山の専門家などの会議で、新たに本白根山に個別に警戒レベルを設定し、火口周辺の立ち入りを規制するレベル2とするのが妥当だとの意見がまとまりました。早ければ来月にも運用が始まり、草津町は本白根山に近いロープウェーの山頂駅を閉鎖する一方、近くを走る国道をゴールデンウィークに向け開通させる方針です。

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