東日本大震災から7年 福島県の今を伝える写真展[2018/03/11 07:03]

 東京・中央区では、福島県の今の様子を伝える写真展が開かれています。

 中央区で開かれている写真展では、ジャーナリストの渡辺幹夫さん(60)がこの1年間に福島県の沿岸部を中心に撮影した35枚の写真が展示されています。福島県浪江町での避難指示が解除されてから初めての田植えや請戸漁港での出初式など復興が進み始めた様子を捉える一方、帰還困難区域となっている福島県双葉町にある小学校の教室の風景なども展示されています。
 来場者:「教室の写真だとか、そこにあったはずの人たちが今は全くいなくて、人が住んでいないところがすごくリアルに分かった」
 この写真展は15日までで、14日には被災した男性と福島の現状を語る会が開かれるということです。
 ジャーナリスト・渡辺幹夫さん:「福島浜通りの皆さんが現状どんな生活をしているのか、どんなふうになっているのかを広く東京を含めて全国の皆さんに発信できたら」

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