東京大学 英語の合否判定に民間試験使わない方針[2018/03/12 00:07]

 東京大学は、2020年度から始まる「大学入学共通テスト」で導入される民間業者による英語の試験を合否の判定に使わない考えを示しました。

 東京大学・福田裕穂副学長:「東京大学として、現時点で業者テストを入学の試験として用いることはあまり正しくないだろうと、ちょっと拙速だろうと考えています」
 2020年度から始まる新たな共通テストでは、「話す、書く」の力を見るため英語では民間業者の試験の結果が利用され、2023年度まではこれまでのマークシート式も継続されます。これについて、東京大学は10日、合否判定に民間業者の試験を使わない方針を明らかにしました。これらの成績は、入学後に学生の英語力の追跡に利用するとしています。東京大学の方針は今後、他大学の対応にも影響を与えそうです。

こちらも読まれています