体育会館移転巡り“虚偽”答弁か 共産党が都に指摘[2018/03/14 01:10]

 東京都議会の予算特別委員会で、共産党は東京・渋谷区にある岸記念体育会館の移転を巡り、これまでの都側の答弁が虚偽にあたると厳しく追及しました。

 岸記念体育会館は、日本体育協会やJOC(日本オリンピック委員会)などが入っていて、2020年の東京大会に向けて渋谷区から新国立競技場近くへの移転が決まっています。都は現在の土地を公園整備の名目で、買い取る費用など123億円を2018年度の予算案に計上しています。13日の予算特別委員会で、共産党の都議は「協会から移転の要望があったのは2015年の12月」とした2016年の都側の答弁が、今月1日の本会議では「都は協会に対し、2012年に移転の検討を提案した」などと変わり、虚偽答弁だと指摘しました。都側は「虚偽答弁にはあたらないが、説明に丁寧さを欠いた」などとしています。

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