自殺者数2万1321人 8年連続減少も若年層は増加[2018/03/16 10:31]

 去年1年間に自殺した人は2万1321人で、8年連続で減少したことが厚生労働省のまとめで分かりました。

 厚労省によりますと、去年1年間に自殺で死亡した人は前の年から576人減り、2万1321人でした。8年連続の減少で、女性では統計を取り始めた1978年以降で最少となりました。都道府県別に見ると、10万人あたりの自殺死亡率が最も高いのは秋田県の24.3人で、青森県、山梨県の順に続いています。年代別では20代以上で自殺者の数が減っている一方で、10代以下は前の年より47人増えて567人でした。厚労省は「若年層の自殺対策が重要だ」としています。

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