「被害、今も」地下鉄サリン事件から23年を前に集会[2018/03/18 00:35]

 オウム真理教による地下鉄サリン事件から23年が経つのを前に遺族らが集会を開き、事件を風化させないよう訴えました。

 1995年3月20日、オウム真理教の信者らが東京都内の地下鉄で猛毒のサリンをまき、13人が死亡して6200人以上が負傷しました。東京・荒川区で開かれた集会で、高橋シズヱさんは、事件の風化を防ぐため公安調査庁のホームページ上に事件で亡くなった夫のカルテなどを公開したことを明らかにしました。
 高橋シズヱさん:「23年前の事件を現実のものとして捉えて頂きたい。23年前の被害が今も続いているということを実感して頂きたい」
 オウム真理教を巡っては一連の裁判がすべて終結し、13人の死刑囚の刑がいつ執行されるのかが焦点となっています。

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