「見せ物じゃねーぞ!」東京湾岸署が迫真のテロ訓練[2018/03/19 19:15]

 2年後の東京オリンピック・パラリンピックで、競技場などの関連施設が最も集中する東京湾岸署の管内でテロ訓練が行われました。

 東京・江東区の東京テレポート駅で実施された訓練には、東京湾岸署の警察官など約30人が参加しました。訓練は駅構内で不審なかばんが発見されたという想定で、かばんの中から化学物質の回収がされたり、警備犬を使ってテロリストを制圧する手順を確認しました。警視庁によりますと、東京湾岸署の管内は東京オリンピックで使用される都内25カ所の競技場のうち、12カ所が集まっているほか、世界のメディアが集まるプレスセンターも設けられるため、警備の要所と位置付けられています。
 東京湾岸署・浜崎一裕署長:「国家的イベント(大会)が無事に終わるように頑張っていきたい」
 警視庁は今後も継続的に訓練を実施し、2年後に向けて警備態勢を強化していきたいとしています。

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