オウム真理教元信者ら 刑執行中止などの要請書提出[2018/03/20 07:03]

 オウム真理教元幹部で松本智津夫死刑囚以外の12名の死刑囚について、元信者の家族や弁護士らのグループが刑の執行中止などを求める要請書を法務省に提出しました。

 オウム真理教から脱会した元信者を支援する滝本太郎弁護士や「オウム真理教家族の会」の会長・永岡弘行さんらが参加する「日本脱カルト協会」は19日に会見を開きました。その場で協会は、オウム真理教事件を巡る12名の死刑囚について、刑を執行せずに無期懲役刑に減刑するよう求める要請書を法務省に提出したことを明らかにしました。
 山口貴士弁護士:「12名の証言は非常に重要な意味合いを持つもので、処刑することは非常に重要な知見や機会を奪うことになりかねない」
 一方で、麻原こと松本死刑囚については協会でも様々な意見があり、要請の対象からは除くとしています。

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