個人データを中国業者に 年金機構の委託で契約違反[2018/03/20 10:31]

 日本年金機構が受給者の個人情報のデータ入力を外部の業者に委託していたところ、この業者が契約に違反して中国の業者に再委託していたことが分かりました。

 厚生労働省などによりますと、日本年金機構は去年8月、東京・豊島区の情報処理会社に受給者500万人分の個人情報のデータ入力を委託しました。機構とこの会社は契約のなかで別の業者への再委託を禁止していましたが、会社が違反して中国の業者に再委託し、データを渡していたということです。厚労省などは中国の業者からの個人情報の流出は今のところ、確認されていないとしています。

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