宇都宮市などが進めるLRT 国が工事施行を認可[2018/03/21 07:05]

 宇都宮市などが進めるLRT(次世代型路面電車)について国が工事の施行を認可し、佐藤栄一市長は年度内にも着工したい考えを示しました。

 宇都宮市・佐藤栄一市長:「全線新設によるLRT事業のまさに整備のスタート地点に立った。(年度内に)できるものは、できれば着工していきたいと思っています」
 宇都宮市と栃木県芳賀町は、渋滞の緩和や地域の活性化に向けてLRTの整備を計画しています。市は20日、JR宇都宮駅から芳賀・高根沢工業団地まで、東に14.6キロの区間の工事について国の認可を受けました。2022年3月の開業に向けて、用地の取得や車両基地の建設など工事を進めていく方針です。その一方で、LRTの整備に反対する市民約300人が18日に市内をデモ行進し、税金の無駄遣いなどを理由に計画の中止を訴えました。

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