元オウム井上死刑囚「アレフ解体してほしい」[2018/04/07 00:05]

 地下鉄サリン事件などで死刑が確定したオウム真理教の元幹部・井上嘉浩死刑囚(48)が後継団体のアレフについて「解体してほしい」と話していたことが分かりました。

 井上死刑囚は地下鉄サリン事件など10の事件に関与したとして殺人などの罪に問われ、死刑が確定しています。井上死刑囚は先月、身柄を東京拘置所から大阪拘置所に移されていて、5日に移送後、初めて支援者が井上死刑囚と面会しました。
 井上死刑囚の支援者・平野喜之さん:「(井上死刑囚は)自分としては麻原の教えを信じて人生を台なしにしてしまったことがあるので、同じ道をたどらないでほしい。(アレフは)解体してほしいと言っていた」
 井上死刑囚は「自分が死ぬことの恐怖を感じれば感じるほど、被害者にどれだけの恐怖を与えてきたのかと罪の深さを自覚している」と話したということです。

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