野村不動産の従業員過労死 加藤大臣が初めて認める[2018/04/10 11:57]

 裁量労働制を違法に適用された野村不動産の従業員が過労死したことについて、加藤厚生労働大臣が初めて認めました。

 加藤厚生労働大臣:「野村不動産の従業員が過労死したことについて、新宿労働基準監督署長が労災認定(した)」
 加藤大臣は「遺族の意向を確認した」としたうえで、おととし、野村不動産で50代の男性従業員が過労で自殺したことを初めて認めました。厚生労働省の東京労働局は去年12月、一部の社員に対して裁量労働制を違法に適用しているとして野村不動産に特別指導を行ったことを公表しましたが、調査のきっかけになった男性従業員の過労死については認めていませんでした。

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