上部に亀裂、さらに崩壊も…山崩れで1人死亡5人不明(2018/04/11 17:53)

 目立った雨も降っていなかった状態で突然、山が崩れて住宅4棟を飲み込んだ。11日午後になって1人が発見されたが、死亡を確認。5人の安否も今も不明で、懸命の活動が続いている。

 発生から半日がすぎても現場では今もなお、安否不明者の捜索が続けられている。午前3時40分ごろ、大分県中津市耶馬溪町で住宅の裏山が突然、崩落。寝静まる集落を突然、大量の土砂が襲ったのだ。現場では、人が埋まっている可能性が高いため重機を使わず、警察や消防など203人態勢でスコップなどで土砂を掘り出す作業が続く。県などによると、4世帯の住宅が巻き込まれ、21歳から90歳までの男女6人と連絡が取れなくなった。姉と連絡が取れなくなっている弟夫婦は…。
 親族:「ちょうどね。埋まっている真ん中の家だから、どうしようもならんもん。人間の力じゃどうすることもできんじゃないですか」
 土砂崩れ発生前の現場写真。未明の土砂崩れは、住宅などを一気にのみ込んだことが分かる。崩れた裏山は約100メートルの高さから幅200メートルにわたって崩落。周辺では、ここ数日、雨は降っておらず崩落した理由は分かっていない。現場付近は去年3月、住民に被害が出る恐れがあるとして土砂災害警戒区域に指定されていた。落石を防ぐための柵があったというがコンクリートなどによる補強はされていなかったという。そして、捜索活動から約3時間半…。県の消防によると、午後1時15分ごろ、現場で土砂に埋もれた状態で男性の遺体を発見。現場近くに住む岩下義則さん(45)と判明した。県によると、崩落した山の上部には亀裂が確認され、今後、天候が悪化すればさらに崩壊する可能性もあるとして慎重に捜索活動が進められている。

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