爆発物対策部隊など200人 住民向けテロ対策訓練[2018/04/15 16:09]

 東京オリンピック・パラリンピックに向けて、市民を対象に爆発物についての講義を交えたテロ対策訓練が行われました。

 東京・荒川区で行われた訓練には、地域住民や警視庁の爆発物対策部隊など約200人が参加しました。住民に向けた講義では、本や水筒など爆発物が仕掛けられていた不審物や火薬を使った爆発の実験などが紹介されました。その後、公共施設に爆破予告の電話がきたという想定で、爆発物の除去訓練や警察犬を使って刃物を振り回すテロリストを制圧する訓練が行われました。荒川警察署の武田宗洋署長は「テロを防ぐには地域住民の目と耳が大切。不審物を発見したら迷わず110番通報して下さい」と話しています。

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