タイ国際航空、羽田空港で着陸やり直し 国が調査へ[2018/04/17 15:56]

 11日、タイ国際航空の旅客機が羽田空港に着陸する際に高度が異常に下がったため、着陸をやり直すトラブルがありました。国土交通省が重大インシデントに認定し、原因を調査することにしています。

 国交省によりますと、午後11時50分ごろ、バンコク発のタイ国際航空660便が羽田空港に向けて降下中に高度が異常に下がり、地面に近付くと作動する警報装置が鳴りました。このため、旅客機は急上昇して約15分後に着陸をやり直したということです。乗客乗員合わせて384人にけがはありませんでした。当時、旅客機は空港の北東約8キロの埋め立て地付近の上空を飛行していて、警報装置が作動した際の高度は約170メートルまで下がっていたということです。国交省は、深刻な事故につながりかねないとして重大インシデントに認定し、国の運輸安全委員会が原因を調査することにしています。

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