霧島連山硫黄山は依然活発 火山性微動も観測[2018/04/20 11:52]

 19日に250年ぶりに噴火した霧島連山の硫黄山では、依然として活発な活動が続いていて、気象庁は警戒を呼び掛けています。

 午後3時半すぎに発生した噴火は、20日午前6時半ごろ、停止しました。ただ、火口からはその後も噴気が出ていて、地下のマグマなどの動きを示すとされる火山性微動も観測されています。硫黄山の南側には噴石などが出る小さな穴が新たにできていることが確認されました。
 宮崎県えびの市・村岡隆明市長:「人的被害がなかったことにほっとしている。現時点では建物等の被害もないと」
 硫黄山の火口から2キロ以内にある宮崎県えびの高原につながる道路は、19日からすべて通行止めとなっています。

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