情報通信技術を捜査に…有識者が提言書を提出[2018/04/20 23:33]

 ビッグデータやAI(人工知能)といったICTと呼ばれる情報通信技術を犯罪や交通事故などの発生予測に活用する方法を検討してきた有識者の研究会が提言をまとめました。

 警察が情報通信技術をどう活用するべきかについて、犯罪学や人工知能などの研究者ら16人が去年12月から5回、会議を開いて研究を重ねてきました。研究会がまとめた提言では、海外や民間企業での活用例を紹介してICTを使うことで事件や事故の発生時間や場所、イベント会場での人の流れなどの予測が可能になり、犯罪や事故を未然に防ぐ効果が見込めるとしています。警視庁はこの提言をもとに今後、具体的なICTの活用方法を検討する方針です。

こちらも読まれています