東京に“大地震想定”特殊カッターなど使い対策訓練[2018/04/24 23:35]

 大地震を想定し、東京・港区の解体前の空きビルを使って警視庁などが災害対策訓練を行いました。

 訓練は、東京に大地震が発生して落下物により身動きが取れなくなった人を救助する想定で港区虎ノ門の空きビルを使って行われました。訓練には警視庁の特殊救助隊のほか、オフィス街や繁華街を持つ麻布警察署や赤坂警察署などから約80人が参加しました。ビルは今年の秋に解体される予定で、実際に特殊なカッターを使って壁を切断したりチェーンソーを使用し、障害物を取り除いたりして逃げ遅れた人を救助するまでの過程を訓練しました。また、近所に住む人たちに対して毛布などで簡易担架を作る講習も行われました。

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