旧優生保護法問題 茨城の歴史館で6つの関連資料[2018/05/11 05:57]

 障害者らに強制的な不妊手術が行われた旧優生保護法の問題で、茨城県の歴史館で個人の情報につながる6つの関連資料が見つかりました。

 厚生労働省のまとめで、茨城県では少なくとも54件の強制的な不妊手術が行われたとされています。茨城県は障害者問題の研究団体から歴史館に資料が残っているという指摘を受けて、これまでに19人分の記録を確認しています。さらに10日から歴史館の書類約1万冊の調査を始めたところ、6つの関連資料が新たに見つかりました。
 茨城県・塚原総子課長補佐:「新たな個人情報が見つかることを期待しています。新たな個人情報が見つかれば、救済措置につながると思います」
 茨城県は、個人の特定につながる情報については本人や家族から問い合わせがあった場合、提供したいとしています。

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