悪質タックルでアメフト選手が負傷 日大の試合中止(2018/05/14 18:11)

 日本大学アメリカンフットボール部の選手が試合中に悪質で危険なタックルをし、相手チームの選手にけがをさせていたことが分かった。この事態を受け、日本大学の試合が中止となるなど波紋が広がっている。
 
 6日に行われたアメリカンフットボールの日本大学と関西学院大学の定期戦。この後、目を疑うような悪質で危険な反則プレーがあった。ボールを投げ終えた2秒後に青の関学大のクオーターバックの選手に赤の日大の選手が背後から強烈なタックルを浴びせている。もちろんルールではボールを投げ終えた無防備な選手へのタックルは厳しく罰せられる。このプレーでタックルを受けた関学大の選手は負傷退場。ひざの軟骨損傷と腰の打撲で全治3週間と診断されたが、その後、左足のしびれが出てきたため、14日に精密検査を受けた。このプレーに対し、関学大の鳥内監督はこう憤る。
 関西学院大・鳥内秀晃監督:「指導者を長いことやっていますが初めて見ましたし、あってはならないプレーでスポーツの範疇(はんちゅう)を越えている」
 悪質なタックルを見舞った日大の選手はさらに…。なんと、その後も2度、不必要な悪質な行為を続けて試合開始後、程なくして退場処分となった。これらの行為に対し、関西学院大学側は…。
 関西学院大・鳥内秀晃監督:「抗議文は向こうに10日に送付しています。回答期限は16日にしています」
 内容は1回目のファウルに対するチームとしての見解と選手や保護者への正式な謝罪などを求めている。また、回答に誠意ある内容でなければ、これまで51回続いた伝統ある定期戦を来年度以降、行わないとしている。また、関東学生アメフト連盟は10日に悪質行為を行った選手の対外試合の出場禁止や日大の指導者を厳重注意とした。日大はチームのホームページに謝罪文を掲載。また、6日後に予定されていた日大対法政大学の春季オープン戦の中止が決まると、来月行われる予定だった日大の2試合の中止が発表された。
 スポーツ庁・鈴木大地長官:「衝撃的な映像で、非常に危険なタックル行為であると思いました。今後、ああいうプレーに対しては厳しい罰則があるべきだろうというのを皆さんで知るということが、そういった防止につながっていくのではないか」
 関東学生連盟は今後、規律委員会を開き、悪質行為を行った選手と監督の最終処分を決定するとしている。

番組スペシャル動画

教えて!あの街あの情報

防災リンク集