愛知県の1医療機関に資料 強制的不妊手術で調査[2018/05/16 15:07]

 旧優生保護法のもとで行われた強制的な不妊手術の問題で、愛知県が医療機関に対して行っていた調査の結果が公表されました。

 愛知県では1966年度から6年間に、県の優生保護審査会が知的障害などを理由に男女55人に対する強制的な不妊手術を「適当」と判断する記録が残っています。愛知県によりますと、先月に県内576カ所の医療機関を調査したところ、1カ所の医療機関で旧優生保護法関連の資料を保管していることが分かったということです。また、この医療機関を含む5カ所でカルテを保存していることも分かり、県は今後、追加調査で記録と照らし合わせる方針です。

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