退位控え今年が最後 天皇陛下が皇居で田植え[2018/05/26 05:57]

 天皇陛下が皇居の水田で田植えをされました。天皇の立場で稲作に取り組まれるのは今年が最後です。

 25日、陛下は長靴で水田に入り、慣れた手つきで丁寧に苗を植えられました。苗は先月、陛下がまかれた種もみが育ったものです。うるち米のニホンマサリともち米のマンゲツモチ、合わせて90株を植えられました。秋には収穫も陛下が行われ、米は新嘗祭(にいなめさい)などで使われます。皇居での稲作は昭和天皇が始められ、陛下が引き継がれていました。来年の退位に伴い、稲作は皇太子さまが引き継がれる見通しです。

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