47都道府県の米をブレンド 福島で「絆舞」の仕込み[2018/05/26 17:51]

 震災からの復興を願って、福島県会津坂下町で全国47都道府県の米で造る日本酒の仕込み作業が行われました。

 このプロジェクトは全国194の信用金庫などが協賛して、被災地の復興や地域の連携を目指すもので「興(お)こし酒プロジェクト」と名付けられています。会津坂下町の酒蔵では、47都道府県の米をブレンドした純米大吟醸「絆舞」の仕込み作業が行われました。「全国をつなぐ絆」と「おいしくて思わず舞ってしまう」という意味が込められています。
 曙酒造合資会社・鈴木孝市専務:「福島らしい甘みと透明感で、料理を邪魔しない寄り添えるお酒ができれば」
 絆舞は約1万2000本造られ、9月に発売されます。売り上げの一部は、地震で被災した東北3県と熊本県などに寄付される予定です。

こちらも読まれています