東京五輪ボランティアに交通費支給 有識者が提言[2018/05/28 21:52]

 2020年東京オリンピック・パラリンピックのボランティアについて、有識者会議が活動日数や交通費などの提言をまとめました。

 東京大会では、競技会場や選手村などで運営をサポートする「大会ボランティア」を8万人、募集することにしています。3月に組織委員会が公表した募集要項の案では10日以上、活動できることを条件としていました。この活動日数について、28日の会議では「地方から参加する場合は日数を減らしたほうが良い」とする意見が出た一方、「運営上、一定の日数は必要」という声も出たため、組織委員会に検討を求めることになりました。また、これまで検討中となっていた滞在先から競技会場までの交通費については、ボランティアに支給すべきだとしました。こうした提言を受けて、組織委員会は募集要項をまとめて9月中旬からボランティアを募集します。

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