思春期や若年層での「がん」発症 年間2万人超に[2018/05/30 12:43]

 国立がん研究センターは、思春期や若い世代でがんを発症する人が年間2万人を超えるとする推計結果を発表しました。

 国立がん研究センターが2009年から11年までの27府県のデータを分析したところ、15歳から39歳までの思春期や若い世代でがんを発症する人は推計で年間2万1400万人に上りました。また、0歳から14歳の小児がんの発症は推計で年間2100人でした。がんの種類別に見ると30代では乳がんが最も多く、0歳から19歳までは白血病が最も多くを占めました。若い世代のがんは情報や診療体制が十分でないことが指摘されていて、国が支援対策に乗り出しています。

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