2020東京五輪マラソンコース“さながら名所めぐり”[2018/05/31 11:49]

 2020年東京オリンピックのマラソンコースが決定しました。浅草や皇居など、都内の観光名所を回ります。

 組織委員会・高橋尚子アスリート委員長:「最後の最後まで勝敗が分からないドラマチックな展開になるのでは。体力と知力ともに兼ね備えた選手が勝つ」
 マラソンはまず新国立競技場をスタートした後、東に向かい、東京ドームや日本橋を通過します。そして、15キロの地点となる浅草の雷門の辺りから一路、南へと向かい、銀座や新橋の繁華街を通ります。その後は東京タワー近くの増上寺で折り返し、皇居近くの二重橋を経由します。最後は新国立競技場に戻り、ゴールとなります。コースの選定は東京マラソンをベースにしながら、国際陸連の「都内で象徴的な名所を含んでほしい」という要望に応えました。比較的、平坦(へいたん)なコースですが、最終盤の37キロ付近からゴールにかけて急な上り坂となっています。
 組織委員会・室伏広治スポーツ局長:「東京を象徴するようなエリアを通る素晴らしいコースに決まり、うれしく思う」

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