過労死防止にインターバル制度推進の方針 厚労省[2018/05/31 23:37]

 厚生労働省は過労死を防ぐため、勤務と勤務の間に時間を空ける制度を推進する方針を決めました。

 厚労省は、過労死対策をまとめた大綱の見直し案のなかで、勤務と勤務の間に一定の時間を空ける「勤務間インターバル制度」を推進する方針を明らかにしました。去年の時点で1.4%だった導入企業の割合を2020年までに10%以上にする数値目標が初めて盛り込まれました。また、企業には従業員のICカードなど客観的な記録に基づいて労働時間を管理するよう求めるとしています。新しい大綱は7月にも閣議決定される見通しです。

こちらも読まれています