警視庁が神奈川県警と“五輪施設で同時テロ”訓練[2018/06/07 09:38]

 東京オリンピック・パラリンピックを前に、警視庁と神奈川県警がオリンピックの関連施設で同時多発テロが起きたという想定で訓練を行いました。

 訓練は都内のオリンピック関連施設3カ所で同時に爆発があり、多数の死傷者が出ている想定で行われました。まず、すべての警察署に緊急配備を行い、指令員が現場の捜査員らに不審者の目撃情報や逃走経路などを素早く伝えたほか、被害に遭っていない他の施設の警戒を強めるよう呼び掛けました。また、犯人は神奈川方向に逃走した想定で県警にも緊急配備を要請するなど、犯人検挙に向けて連携を確認しました。警視庁は「情報収集、情報提供を徹底し、初動の対応を充実させたい」などとしています。

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