警視総監が東京ドームで始球式 テロ防止呼びかけ[2018/06/10 23:59]

 東京・文京区の東京ドームで警視庁の吉田尚正警視総監がプロ野球の始球式に臨み、テロへの警戒を呼び掛けました。

 9日に東京ドームで行われたプロ野球・巨人−西武の試合前に警視庁の警察官や地元住民らが参加し、テロ防止を呼び掛けるパレードを行いました。その後、警視庁の吉田警視総監が始球式に臨みました。吉田総監の投げた球はワンバウンドしたものの、巨人の小林誠司選手のキャッチャーミットに収まりました。東京ドームなど不特定多数の人が集まる場所は「ソフトターゲット」と呼ばれ、テロの標的になりやすいと言われています。2年後に迫る東京オリンピック・パラリンピックに向け、警視庁は民間企業や地域住民と連携し、テロを防ぐための対策を強化しています。

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