高裁「DNA鑑定信用できず」 弁護団は特別抗告へ(2018/06/11 17:15)

 52年前に静岡県内で一家4人が殺害された、いわゆる「袴田事件」で、11日に東京高裁が裁判のやり直しを認めない決定をした。

 11日、東京高裁が下したのは裁判のやり直しを認めないということだった。今から50年以上前、1966年に静岡県で一家4人が殺害された強盗殺人事件。いわゆる、袴田事件。この事件で死刑が確定した袴田巌さんは現在、82歳になっている。この袴田事件は世紀の冤罪(えんざい)ともいわれるが、それは自白の強要や証拠品の捏造(ねつぞう)の疑いなどが指摘されているからだ。事件発生から48年後の2014年。静岡地裁で裁判のやり直し審の開始と釈放の決定が下された。しかし、検察側は即時抗告。以来4年にわたって審議が続けられてきた。そして11日、東京高裁が静岡地裁での再審開始の決定の根拠となったDNA鑑定の結果について鑑定手法を過大評価していると判断。袴田さんが犯行当時に着ていたとされるシャツの血痕から袴田さんとは別人のDNA型を検出したという弁護側の主張に結果も信用できず、明白性が認められる証拠とはいえないとした。

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