玄海原発4号機が運転再開 新規制基準下で9基目[2018/06/16 11:45]

 佐賀県の玄海原発4号機が16日午前11時に運転を再開しました。

 午前11時、作業員が制御棒を引き抜き、原子炉を起動させました。九州電力の玄海原発4号機は、神戸製鋼所の検査データ改ざん問題や、先月には1次冷却水を流すポンプに異常が見つかり、予定より再稼働が遅れていました。玄海原発4号機の稼働は定期検査に入った2011年12月以来、約6年半ぶりです。新規制基準のもとで稼働した原発は国内で5原発9基目で、九州電力では川内原発と合わせて再稼働を申請した原発4基すべてが稼働しました。20日には発電と送電を始め、来月中旬には原子力規制委員会の最終的な検査を終えて通常の営業運転に入る予定です。

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