児童虐待防止の責務明記 都独自の条例制定へ[2018/06/20 09:38]

 東京・目黒区の5歳の女の子が虐待されて死亡した事件を受け、東京都の小池百合子知事は行政や保護者などの責務を明記した都独自の条例制定を目指す考えを明らかにしました。

 東京都・小池百合子知事:「行政の責務、都民の責務、保護者の責務、情報共有などの内容を盛り込んだ都独自の条例を策定していく」
 小池知事は19日の都議会で、児童虐待の防止には児童相談所や警察など「関係機関が一体となって取り組むことが必要」と述べ、「地域が子どもや保護者を見守ることが重要」との認識を示しました。そのうえで、行政、保護者、都民、それぞれの責務を明記した都独自の条例案を策定する考えを明らかにしました。また、プロジェクトチームを立ち上げて、児童虐待の防止に向けた全庁横断的な取り組みを進めていくということです。

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