都が児童虐待防止のPT設立 全部局に対応指示[2018/06/22 09:41]

 東京・目黒区で5歳の女の子が虐待されて死亡した事件を受け、都は再発防止に向け、全庁的な対応を検討するプロジェクトチームを立ち上げました。

 21日に開かれたプロジェクトチームの初会合には、すべての局から担当者が出席しました。冒頭で川澄副知事は「虐待を未然に防止するには兆候に気付くことが必要だ」などと述べ、都庁のすべての局で虐待を未然に防ぐための対応を検討するよう指示しました。都はこれまで、身体的な虐待に限って警察と情報共有していましたが、今後は、暴言を浴びせる「心理的虐待」や育児を行わない「ネグレクト」など虐待のリスクが高いケースについても情報共有を検討していくとしました。1カ月後をめどに予定される次回の会議で、各局から具体的な対応が示されることになっています。

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