検査で出たがん共有されず…患者死亡 横浜市の病院[2018/06/25 18:43]

 がんの可能性があることが担当医師と共有されず、患者が死亡したということです。

 横浜市などによりますと、2012年10月、横浜市立大学付属病院で心臓を患って通院していた60代の男性患者がCT(コンピューター断層撮影)検査を受けました。その結果、男性は腎臓がんの可能性があることが分かりましたが、検査目的と違う部位のため、担当医師に伝わっていなかったということです。男性は今年3月になって腎臓がんのため入院し、抗がん剤治療などを受けましたが、4月に死亡しました。病院は「再発防止に向けて取り組んで参ります」としています。

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