全日空機“緊急着陸” 機内の減圧示す計器が作動[2018/06/28 05:50]

 27日夜、鹿児島に向かっていた全日空の旅客機が客室の減圧を示す計器が作動したため、目的地を関西国際空港に変更して着陸しました。国土交通省などが原因を調べています。

 全日空によりますと、午後7時17分に羽田空港を出発して鹿児島空港に向かっていた629便で午後8時半ごろ、客室の気圧の低下を示す計器が作動しました。このため、機長の判断で酸素マスクを下ろしました。
 当該機の乗客:「顔半分、窓側が痛くなって酸素マスクが下りてきて『急降下してます』と(アナウンスがあった)」
 機長は機体の高度を下げて目的地を関西空港に変更し、午後9時14分に着陸しました。乗客乗員113人にけがはありませんでした。同様のトラブルは、去年8月にも全日空の別の機体でも起きていて、この時は車輪の格納スペースにあるダクトが壊れていたことが原因とされています。

こちらも読まれています