水上の“酒気帯び”にも目を光らせるパトロール[2018/07/01 23:18]

 水上バイクを酒気帯びの状態で操縦するなど危険な行為を取り締まる東京都の新しい条例が1日から施行され、警視庁の警備艇が東京湾でパトロールにあたりました。

 警視庁によりますと、都内の海や河川で、水上バイクなどの小型船舶による飲酒後の操縦や蛇行などの危険な行為は問題になっていて、去年1年間で衝突や転覆など4件の事故が発生しています。1日から施行された「東京都水上安全条例」では、全国で初めて酒気帯びの状態での小型船舶の操縦を禁止するほか、蛇行や急旋回などの危険な操縦も取り締まりの対象となります。警視庁の警備艇5隻が1日に東京港内をパトロールし、小型船舶の利用者に危険な操縦をしないよう呼び掛けました。条例に違反した場合、3カ月以下の懲役、または50万円以下の罰金が科せられます。

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