満員電車ゼロへ「時差ビズ」 ポイントサービスも[2018/07/02 23:32]

 朝の出勤時間をずらして通勤ラッシュを緩和する取り組み「時差ビズ」が9日から始まるのを前に、東京都の小池百合子知事が「新たな経済活動が生まれることを期待したい」と意気込みを語りました。

 東京都・小池百合子知事:「時差ビズをプラットフォームとした新たな経済活動が生まれることを期待しています」
 満員電車ゼロを公約とした小池知事が提唱し、去年から始まった時差ビズは朝の出勤時間をずらして通勤ラッシュ時の混雑を緩和しようとする取り組みです。9日からの実施を前に参加企業同士が交流するイベントが開かれ、鉄道事業者からは早い時間帯の電車に乗った乗客に対してコンビニ店などで使えるポイントをプレゼントするサービスが紹介されました。サービスの詳しい内容は都のホームページなどで確認できます。期間は来月10日までで、去年の倍以上となる約700社がこの取り組みに参加します。また、今年は初めて冬にも実施される予定で、都は合わせて1000社の参加を目指しています。

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