豊洲市場地下水調査 1カ所で140倍のベンゼン検出[2018/07/05 23:02]

 東京都が毎月行っている豊洲市場の地下水調査で、1カ所から環境基準の140倍のベンゼンが検出されました。

 東京都は5日、豊洲市場の46カ所で継続的に行われている地下水や空気の調査結果を公表しました。それによりますと、5街区と呼ばれる場所の1カ所から環境基準の140倍のベンゼンが検出されました。環境基準を超える有害物質が検出された箇所は37カ所で、前回の公表時よりも2カ所、減っています。空気については、すべての調査地点で環境基準以下でした。専門家会議は地下水については「大きく汚染状況は変化していない」としていて、地上部分は「科学的に安全は確保された状態」と評価しています。

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