公安調査庁が後継団体などへの調査監視体制を強化[2018/07/06 19:17]

 オウム真理教の麻原彰晃こと松本智津夫死刑囚らの死刑執行を受けて公安調査庁の長官が会見し、監視体制の強化を表明しました。

 公安調査庁・中川清明長官:「本日、麻原彰晃こと松本智津夫死刑囚ら7名の刑の執行を受け、公安調査庁次長を本部長とする『麻原死刑囚の刑の執行に伴う特別調査本部』を立ち上げ、オウム真理教団に対する調査監視体制を強化致しました」
 公安調査庁は6日、オウム真理教の後継団体「アレフ」の施設など全国24カ所の施設に立ち入り検査に入りました。中川長官は会見で「今のところ信徒の間に動揺が広がったり、危険な兆候を示す言動はない」などと話す一方、特別調査本部を立ち上げて調査・監視体制を強化するとしています。

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