河川氾濫で一帯冠水「危険感じた」 愛媛・大洲市[2018/07/07 16:58]

 記録的な豪雨は大量の土砂や濁流となり、街をのみ込みました。愛媛県大洲市では、市の中心部を流れている川が氾濫して町が冠水しています。

 (大野恭史記者報告)
 約4キロ離れた肱川が氾濫し、その水が流れてきています。時間が経つにつれて水かさは徐々に高くなってきています。この道は国道で、7日午前11時ごろに水は確認できませんでしたが、今は水で道路がいっぱいになっています。また、近くに住む人たちは、冠水する前に車を移動させていましたが、移動が遅れた車も確認できます。また、30年以上、この地域に住む男性は「ここまで水が来たのは初めてで身の危険を感じた」と話し、この後も雨が降ることが予想されることから避難所に行って身の安全を図りたい」と話しました。大洲市では市全域となる2万70世帯、合わせて約4万4000人に避難指示を出しています。また、愛媛県内ではこれまでで分かっているだけで死者15人、行方不明者は6人に上ります。

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