大規模浸水被害の倉敷市 水没していた病院は?[2018/07/09 11:50]

 岡山県倉敷市真備町では堤防が決壊し、大規模な浸水被害がありました。

 (西浦慎太朗記者報告)
 8日まで水没していたまび記念病院は、一時は2階部分も水で隠れて見えなくなっていましたが、今は水が引きました。そして、道路も水が引き、通れるようになりました。真備町の死者は8日夕方までの時点では6人となっていましたが、9日朝にかけてさらに増え、これまでに17人となりました。避難していた住民も家の様子を確認しようと次々に家に戻っていますが、変わり果てた自宅の姿に言葉を失っていました。一方、一時600人が避難していた二万小学校では約200人が今も避難を続けています。体育館の中が暑いため、車の中で寝泊まりしている人もいて、疲れをにじませていました。さらに、分かっているだけで行方不明の人が23人います。被害はさらに増えるとみられています。

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