支援物資の送り方は?各地でボランティア募集始まる[2018/07/09 17:23]

 西日本を中心に100人以上の犠牲者を出した記録的豪雨による被害は拡大しています。各地の支援の状況をお伝えします。

 まずはボランティアの受付状況です。岡山県総社市や兵庫県丹波市、京都府では福知山市、綾部市、亀岡市、与謝野町で市内在住の人限定でボランティアを受け付けています。宮津市では10日から募集を始めます。被害の大きい広島県や愛媛県では現在、調整中です。詳しくは、全国社会福祉協議会に確認して下さい。支援物資を送る際には被災地に直接送らず、県に問い合わせて下さい。また、通信各社では広島、岡山、愛媛を中心に災害時に利用できる公衆Wi−Fiを無料開放しています。そして通行止めが相次いでいることから、高速道路などが無料開放されています。
 山口県では高速道路の岩国、玖珂、熊毛の間で乗り降りした場合のみ、岩国インターチェンジと熊毛インターチェンジの間で無料となります。広島では広島熊野道路が無料開放されています。岡山では岡山自動車道の岡山総社インターチェンジと賀陽インターチェンジの間で無料です。京都府でも舞鶴若狭自動車道など2つの区間で無料開放しています。被害が大きい岡山県倉敷市では臨時給水所が設置されています。市役所では消毒用の消石灰を無料で配布しているほか、床下の消毒を行っています。市内の宿泊所では大浴場を開放している場所もあります。

こちらも読まれています