“水没の街”岡山・真備町 炎天下での作業続く[2018/07/09 18:00]

 西日本を中心に100人以上の犠牲者を出した記録的豪雨による被害は拡大しています。26人が亡くなった岡山県です。町の広い範囲が水没した岡山県真備町では、気温が30度を超えるなかでの捜索活動が続いています。

 (西浦慎太朗記者報告)
 倉敷市真備町にある小田川の堤防が決壊した場所から約300メートルの場所に来ています。小田川にある堤防が約100メートルにわたってえぐりとられたように崩れ去っています。すぐ近くの住宅は土台だけ残されていて、元々は2階建て住宅だったそうです。その横の住宅では窓ガラスが割れています。家の人が戻り、服など最低限のものだけを取り出されていました。そして、車もひっくり返っています。倉敷市は30度を超えるなか、消防による救助活動も続けられています。9日午後4時ごろには、住宅の屋根に穴を開けて約6カ所にカメラを差し込んで中に人がいないか確認作業が行われていました。今回の大雨で複数の堤防が決壊していて、その決壊した近くでは大きな被害が確認されています。

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