なぜ被害拡大?治山ダム完成したが…広島市安芸区(2018/07/10 16:58)

 10日午後4時半現在で亡くなった人は146人、安否不明が59人に上り、特に広島県と岡山県、愛媛県で多くの犠牲者が出ている。広島市安芸区にある矢野東地区では、今年に入って住宅地の山側に「治山ダム」が完成したばかりだったが、土砂を防ぎきれずに深刻な事態となった。被害がなぜ、拡大したのか現場を取材した。

 6日夜に大規模な土砂崩れが発生した広島市安芸区の住宅街・梅河団地。梅河団地では約60棟ある家屋のうち20棟ほどが全半壊。10日朝の段階で2人が死亡。7人の安否が分からなくなっている。山林を切り崩して宅地造成された梅河団地。その住宅街の上にダムが完成したのは今年2月。広島県によると、今回は2つのルートで土砂崩れが発生し、梅河団地を襲ったという。実はこのダムは治山ダムと呼ばれるもの。土石流をせき止める目的もあるが、本来の目的は日々流れ出る土砂をためて森林を維持することだという。ダム完成後、どのくらい土砂がたまっていたかは分かっていない。

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