「起こるべくして起こった」堤防決壊 過去に何度も(2018/07/10 17:10)

 西日本豪雨の被害者がいないか、10日も酷暑のなかで捜索活動が続けられています。小田川と高馬川の氾濫によって浸水した現場から報告です。

 (菅原知弘アナウンサー報告)
 まず決壊した堤防は少しずつではありますが、盛り土がされ復旧作業が進められています。小田川は水位がすっかり下がりまして、普段通りの姿を取り戻しているということです。ただ、背丈の高い草木が生い茂っていまして、勾配も非常に緩やかであることが分かります。そのため、付近の住民の人によりますと、少し強い雨が降るたびに、奥に向かって流れが滞って水位が非常に上がりやすかった川だと皆さん話しています。さらに、この小田川には高馬川が流れ込んでいます。ここも付近の住民の人によりますと、6日の夜にいわゆるバックウォーター現象を起こしまして、川の水が逆流して堤防が決壊しました。そして、この辺りの住宅をのみ込んで甚大な被害を受けたということです。この地区からは亡くなってしまった人もいるということです。そして、午後からこの地区にオレンジ色の作業着を着た消防隊員の姿が見られるようになりました。まだ、この真備町では安否不明の人がいると思われるということで、捜索活動が町の至るところで行われているということです。さらに、炎天下のなか、住民の人たちが住宅に入った土砂をかき出す作業をしていました。話を伺いますと、なかには以前から行政に対して早く川の安全対策をしてほしいと訴えていただけに、起こるべくして起こったと怒りを込めて話している人もいます。

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