晴れなのに ため池決壊 なぜ…専門家が徹底分析(2018/07/11 18:56)

 なぜ、雨がやんでから2日以上も経って、ため池は決壊したのだろうか。晴れていても池の水位が下がらず、逆に上がっていく危険性を専門家が指摘している。

 平成に入って最悪の被害となった西日本豪雨。11日、広島県福山市の熊野町でため池が決壊する恐れがあるとして周辺の住民らに避難指示が出た。さらに、この辺りは4つのため池がある。そのなかで3つのため池が決壊したという情報が入り、市は午前11時14分に付近の住民に避難指示を出した。福山市の神辺町ではため池が決壊。一時、避難指示が出たが安全性が確認され、解除された。雨がやんで2日以上経ってからの決壊。なぜ、時間差で決壊は起きたのか。専門家は、雨がやんでも危険性が高まり続ける場合があると指摘する。ため池に長期間、水が大量にあったため、堤に水が浸透。もろくなって決壊したというのだ。しかも、雨がやんでも水位が下がらない場合があるという。農林水産省によると、西日本豪雨で決壊したため池は7カ所に上るという。福山市ではため池が決壊し、住宅1棟が流されて3歳の女の子が死亡している。全国にあるため池で決壊した場合、住宅などに影響を及ぼす恐れがあるのは全部で1万1362カ所。近くに住む人はハザードマップを確認しておくなど、日ごろから備えが必要だ。今もなお福山市の神辺町にある佐光大池が決壊の恐れがあるとして住民に避難指示が出ている。

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