炎天下での作業で「感染症」の恐れも…対策は[2018/07/13 17:14]

 厳しい暑さのなか、復旧作業が続く被災地で今、何が足りないのか。必要なものは何なのか。四国の愛媛県からは衛生面、健康面の問題です。

 (村上健太郎アナウンサー報告)
 愛媛では雨はやんで暑い日は続いていますが、道路に流れ込んだ土砂の影響で土ぼこりがひどい状況になっています。私も12日の夜に被災地の取材に入りましたが、ちょっと目を開けていると涙が出るぐらい土ぼこりがひどい状況でした。被災地の人からも、やはりマスクが足りないという声が多く上がっています。感染症の予防などのためにもマスクが必要ですが、宇和島市によりますと、「個別の家に配ることはできないが避難所、公民館、集会所には十分な量のマスクを配布しているのでそうした所に行っていただければある」ということでした。そして、大洲市では市の総合体育館にマスクやおむつなどの物資がかなりの量あるということで、各公民館単位の自主防災組織が要望リストを作成して総合体育館に行けば手に入れられるということです。また、大洲市では大洲市民会館とオズの湯の駐車場で個人向けの日用品の配布を13日から始めたということです。そして、西予市の野村町野村小学校で日用品の受け取りができるということでした。そして、避難の時間も長い生活のなかで体調を崩している人も心配されるんですけれども大洲市では県と協力して保健師が被災地の住宅を回り、保健師が必要と判断した人は入院できるという態勢を取っているということでした。そして、避難している人のなかで介護認定などを受けていなくて体調不良で入院したいという人は、大洲市の高齢福祉課(0893−24−1714)まで連絡をしてほしいということでした。

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