多くの車が水没 生活再建に支障 大規模浸水の岡山[2018/07/19 11:51]

 大規模な浸水被害を受けた岡山県倉敷市では多くの車が水没し、住民は生活の足となる車を失って不便な生活を送っています。

 (社会部・石塚翔記者報告)
 保管された約100台の車両。これらはすべて被災した倉敷市などから回収されてきたものです。これらの車は約20万円から80万円で買い取られ、海外での再利用に向けて清掃が行われています。今回の豪雨被害で多くの住民が生活の足である車を失いました。そのことが生活再建に向けての支障を生んでいます。住民らのなかには炎天下のなか、避難先から自宅などへ徒歩や自転車で通うことを余儀なくされている人も少なくありません。しかし、中古車の値上がりやレンタカーの申し込みが殺到していることから、車が手に入りにくい状況が続くとみられています。被災した地域では今後、通勤や通学、日々の生活での移動手段の欠如が問題となってきそうです。

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