児童福祉司2000人増員 目黒女児虐待死受け緊急対策[2018/07/20 20:09]

 東京・目黒区で5歳の女児が虐待されて死亡した事件を受けて、政府は20日、児童福祉司を2000人増員するなどの児童虐待防止の緊急対策をまとめました。

 緊急対策では、児童相談所へ虐待の恐れがあると通告があった子どもと48時間以内に会えなかった場合、立ち入り調査を徹底することが決められました。また、緊急性の高い事案については原則、対面で引き継ぎを行うことや引き継ぎが完了するまで引っ越しをする前の児童相談所からの援助を解除しないことなどが盛り込まれました。さらに、児童福祉司を2022年度までに2000人増やすとしているほか、乳幼児健診を受けていないなど、家族以外と接することが少ない子どもの情報を9月末までに確認するよう全国の自治体に要請しています。

こちらも読まれています